保護犬の極み

保護犬の預かりボランティアをしています

イエローリボンを知っていますか?

またまたInstagramで新しいことを知りました。

「イエローリボン」「イエロードッグプロジェクト」という言葉、みなさんはご存知でしょうか?

 

 
 
 
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A post shared by ku-chan672 (@ku_kimi0101)

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Instagramで試しにハッシュタグで検索してみたら思っていたほどヒットしなかったので知名度はまだ低いようです。

 

petokoto.com

わからないことだらけだったので調べてみました。

イエロードッグプロジェクトというのは犬のリードや首輪に黄色いリボンをつける運動だそうです。この黄色いリボンは「近づかずにそっとしておいてほしい」という目印です。なぜ近づいてほしくないのか理由はさまざまで、例えば以下のようなことが考えられます。

●健康上の問題がある

怪我をしているなどで体が不自由である、手術後の回復期で無理ができないなど、健康上の理由でそっとしておいてほしいときがあります。ほかの犬が近づくことで、無理な動きをして悪化させないために「イエローリボン」が役立ちます。

●使役目的のトレーニング中である
犬は昔から人とともに仕事をしたり、人のために働いたり、その使役目的のためにトレーニングを行っています。盲導犬のトレーニングはみなさんもときどき目にすることがあると思います。そのようなトレーニング中に不用意に人やほかの犬が近づいてしまうことは、注意力などが散漫となり、トレーニングができなくなります。そんなときに「イエローリボン」が目印になります。

●社会復帰のためのトレーニング中である
子犬のころに社会化がしっかり身についていない、虐待からのトラウマでなかなか人に慣れないなど、人間社会に馴染むためのトレーニング中の犬もいます。ほかの人や犬に慣れていないため、不用意に近づいたり、触ったりすることは大きなトラブルになる可能性も否定できません。そっとしておいてほしい際に「イエローリボン」が役立ちます。

●ほかの人や犬が苦手、過剰反応をしてしまう
近くに来た人に飛びつく、吠える、またはほかの犬に吠える、唸るなどの過剰反応をしてしまう場合には、トラブルを避けるために近づきすぎないことが大切です。不用意に近づいて噛みついてしまったら、それこそ大問題になり、みんなが嫌な思いをすることになります。怖がりの犬やほかの人に対して恐怖心がある犬は、近づくことでパニック状態になることもあります。「イエローリボン」は遠くからでも認識ができますので、わざわざ「近づかないでください」と飼い主が大声を上げなくても済みます。

pet-happy.jp

 

イエローリボン、わかりやすくていいですね。ちなみに問題点としては本当にイエローリボンをつける必要があるかどうかの判断が難しいということ。飼い主が安易に「イエロードッグ」と判断すると愛犬の社会化の機会が奪われることになってしまいます。

認知が進むと大まかな基準が確立されそうな気もしますね。私はまったく知らないことだらけだったので、「イエローリボン」「イエロードッグプロジェクト」についてまずは勉強して地道に発信します。機会があればInstagramでも取り上げたいと思います。