保護犬の極み

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供血犬を知っていますか?

Instagramのフォロワーさんの投稿を読んで「供血犬」の存在を初めて知りました…!

 

www.instagram.com

 

エスにそっくりな白黒犬の凛太郎くん。供血犬として活躍中だそうです。

みなさんは供血犬をご存知ですか?

犬も人間と同じように輸血が必要になることがあります。人間の場合は血液センターから血液を取り寄せることができますが、犬は血液センターがないのでその都度他の犬から採血して輸血をおこなうそうです。病院によっては供血犬のドナーを募集しているんだとか。まったく知りませんでした!

petpedia.net

↑この記事によるとドナー登録には以下のような条件があります。

  1. 1歳以上7歳以下であること
  2. 体重が10kg以上であること(動物病院によっては差もあり)
  3. ワクチンが接種済でフィラリア予防やノミ・マダニ予防がされていること
  4. 秋田犬以外の犬種であること(秋田犬は他の犬種よりも赤血球細胞内のカリウム濃度が濃いため不可能)
  5. いままでに輸血を受けたことがない
  6. 今までに血液感染する病気にかかった経験がないこと
  7. 全身性の感染性皮膚疾患が見られないこと

供血犬としてドナー登録しても、短期間に何度も供血することはできません。当たり前ですがドナーは多ければ多いほうがよいですよね。ドナー登録が増えれば供血犬の負担は減ります。

たまにInstagramで輸血をするので血液が必要だという投稿を目にしていたのですが、恥ずかしながら供血犬については何も知りませんでした。今後はもっと認知度が上がればいいなと思います。