保護犬の極み

保護犬の預かりボランティアをしています

迷子犬を見かけたら

最近あまり話題に出していませんでしたが、夏は犬が脱走して迷子になりやすい季節です!改めてご注意ください。どんな場面でも油断せず、犬は常に逃げるものだと思って対策をお願いします!
で、最近「迷子犬」について、少し気になっていることがあります。
SNSの普及によって迷子犬情報は、素早く多くの人へ届くようになりました。私は頻繁にTwitterの #迷子犬 のハッシュタグを検索するので全国の迷子犬情報をよく目にしています。このハッシュタグは犬を捜索している家族だけでなく、迷子犬らしき犬を見かけた人が情報を流す際に使っていることがあります。
親切な方々が「ここで犬を目撃しました」「こんな子がうろうろしていました」と、写真付きで投稿。世の中には優しい人がたくさんいるな〜と感心するのですが、その優しい人に対して「なぜ捕まえなかったんですか?」「警察や保健所には通報しましたか?」「場所がわかりにくいです、きちんと場所も書いてください!」など、結構厳しい口調でコメントする人がいるのです。
迷子犬を見かけたら、見かけた人が責任を持って飼い主を見つけろ!というような風潮。これがすごく嫌です。
通報したり、保護したり、詳細な情報をまとめて発信したり…そりゃもちろん迷子犬を見かけた人ができるだけ積極的に行動してくれたら、とは思います。でもたまたま迷子犬を見かけた人に対してこれらの行動を強制する権利は誰も持っていないはずです。
いろんな事情でできることには限りがあるのに、会ったこともない人間に、強い口調であーしろ、こーしろと言われるなんて。世の中すべての人間が動物が好きなわけではないのに、みんなが動物のために行動するのは当たり前!と考えるのはいかがなものかと思います。やっぱり私は動物が苦手な人、動物に興味がない人とも共生できるような世の中になってほしいです。動物愛護に携わる人たちの中には「自分たちが絶対に一番正しい!」と熱く主張する人もいますので、私も含め、改めていろんな視点から物事を考える必要があると思います。
 
 
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