保護犬の極み

保護犬の預かりボランティアをしています

自己紹介(2023.1.4更新)

はじめまして。Instagram(@spoonandfork0919)のまえなつです。

保護犬の預かりボランティアを経験し、感じたことを自由に書く場所がほしいと思ったのでブログを開設しました。Instagramは写真や動画がメインになってしまうので…こちらではしっかり文章を書きたいと思います。改めて自己紹介をしますね。

【お願い】

LINEのアカウントが消えました。里親さんや今までつながっていた方、このブログのコメント、Instagram(@spoonandfork0919)Twitter(@maenatsu0505)などでご連絡いただけないでしょうか

 

実は海外在住

実は私、フィリピンのマニラ在住の専業主婦(?)です。新型コロナウイルスの影響で2020年3月より一時的に日本で母と暮らしていましたが、2022年2月11日にフィリピンに戻りました!

コロナ禍は、母の実家に住んでいましたが、母の両親(=私の祖父母)は他界しており、母と二人で暮らしています。私の父は隣県に単身赴任、そして夫もマニラに単身赴任しています。つまり母と私、単身赴任されているもの同士(?)の不思議な生活。

私は住民票がマニラにあるため、日本で働いたり自動車の免許を取ったりすることができず、ひたすら家に引きこもる日々…だったのですが、そんな引きこもりにぴったりな子犬の預かりボランティアの存在を知り、思い切って活動に参加することにしました。

2020年9月から山口県防府市にある青い鳥動物愛護会で活動をしています。また、最近は預かりボランティア以外にも、パンフレット・里親さんへお渡しする資料製作やYouTubeの動画製作、LINE公式アカウントやTwitterの運営、クラウドファンディングのプロジェクト運営などにも携わっています。

基本的に在宅でできるボランティア活動をしています。

 

【過去に預かった子犬たち】

・スプーンとフォーク

・サウスとウェスト

・ピンとパン

・アンディとシンディ

・クミとモー

 

保護活動の一歩先へ

保護活動を続けるうちに、保護される犬猫自体を減らすことに注力したいと思っていたところ、Birthcontrol Project Teamさんからお声がけいただき、お手伝いすることになりました。

Birthcontrol Project Teamは一斉避妊去勢手術を企画し、少しでも多くの犬猫に手術を受けてもらう機会を提供している団体です。最終的には野犬のTNRを目指しています。詳しくはInstagramをご覧ください!

https://www.instagram.com/birthcontrol_team/

現在、私は活動から退いてしまいましたが、野犬のTNR実現を応援しています!

 

フィリピンへ帰国

2022年1月28日、突然フィリピン政府の発表があり、フィリピンが外国人観光客を受け入れることになりました。慌てて航空券のチケットを予約。2月11日にフィリピンに帰りました。時差は日本より1時間だけ遅いのみで、1年中暖かいフィリピンはとても過ごしやすい国です。意外と知られていないのですが飛行機で4〜5時間の距離です。コロナの前は頻繁に日本に帰っていました。

 

現在の主な活動

フィリピンに帰国してからも、パンフレット・里親さんへお渡しする資料製作やYouTubeの動画製作、LINE公式アカウントやTwitterの運営、クラウドファンディングのプロジェクト運営などに携わっています。

今後は保護される犬猫を減らす活動(蛇口を閉める活動)、動物愛護団体財政面や人材面の課題解決など新しいことにも挑戦したいです!

 

預かっていた子たちの紹介

スプーンとフォーク

2020年9月19日から預かりボランティアを開始。最初に預かったのはスプーン♀とフォーク♂という黒い子犬でした。生後2週間ほどの、やっと目が開いた小さな赤ちゃん。子犬のお世話は想像以上に大変で、3時間おきにミルクをあげるという生活でした。

 

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どちらも譲渡会に出たり、インターネットの里親募集サイト「ペットのおうち」に掲載されたりして、預かってから1.5か月ほどでトライアルが決まりました。無事にトライアルが成功して11月には正式に里親決定。現在もとても大切に可愛がってもらっています。スプーンは「はな」、フォークは「くろ」という名前をつけてもらいました。

 

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サウスとウェスト

私がフィリピンに帰国するかもしれないということで、しばらくは預かりボランティアではなく全国の動物愛護団体に細々と寄付や物資の支援を行っていました。

しかし帰国困難な状況が長引いているため、2021年の3月11日よりまた2頭の子犬を預かることにしました。黒いサウス♀とパンダのような白黒のウェスト♂、こちらの兄妹は生後2か月ほどでしょうか。かなり大きい子犬で、特にウェストは成犬かと思うくらいの大きさでした。

 

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譲渡会に出る前にどちらもトライアルが決まり、サウスは3月22日、ウェストは3月27日にトライアルへ出発。そのまま里親が決定しました。サウスは「つき」、ウェストは「宇宙(そら)」という名前をつけてもらいました。

 

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ピンとパン

サウスとウェストがいなくなって間もなく、4月4日に白黒の子犬パン♂とピン♀が保護されて我が家にやってきました。1.5か月くらいでやっと離乳食を開始したかな?というくらいの大きさの子犬です。

 

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当初から下痢気味で、我が家に来て一週間のうちに2回も病院に行きました。すっかり元気になり、4月25日にパン、5月16日にピンがトライアルに出発してそのまま家族に迎えられました。ピンは4月29日に1回目のトライアルに行った後に戻ってきて、2回目のトライアルでようやく幸せを掴んだのでした。パンは「マーブル」、ピンは「モネ」という名前になりました。

 

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アンディとシンディ

6月20日、久々にシェルターに行くと子犬の4兄妹がいました。人間に慣れていないとのことで、我が家で預かって人馴れさせることに。

 

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茶色いアンディ♂と黒いシンディ♀、どちらもかなりビビリで、今までの預かりの経験はまったく活かせそうにありませんでした。しかし毎日少しずつ距離が縮まり、トライアルに出発する頃には人間の手からおやつを食べてくれるほどに成長。我が家に来た初日は人間の姿を見るだけで逃げ出そうとしていたので、こんなに人馴れしてくれるなんて思いませんでした。

 

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ありがたいことにどちらも譲渡会に来てくださった里親さんの家にトライアルしてすんなり正式譲渡に!アンディは「マリン」、シンディは「やゆよ」という名前になりました。

ビビり犬のお世話は新鮮で、わずかな期間でしたが濃い時間を過ごせたと思います。

 

クミとモー

8月19日。もうしばらく子犬は預からないかも?と思っていたところにやって来ました!生後2か月くらいのクミちゃんとモーくん。長毛と短毛で似ていないけど兄妹です。他の預かりボランティアさんの家を経てから我が家に来ました。人間大好き!愛嬌たっぷりの2匹です。

 

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モーは「ぷー」、クミは「フル」という名前になって、素敵な里親さんに家族に迎えていただきました。他の預かりボランティアの方が預かった子を預かるという経験は初めてで、しつけのことなどとても勉強になりました。

 

エス

そうそう、忘れちゃいけないのがエス♂の存在。白黒犬のエスは私の父の実家(=私の祖父母宅)で飼われています。山口県防府市の保健所から直接引き出した子です。

Instagramにはエスとそっくりの白黒犬を飼っている方が多くいらっしゃるので見つけ次第フォローしています。広がる白黒犬の輪!

山の上のポツンと一軒家でのびのびと暮らすエス、祖父母宅に行かなければ会う機会がないのですが、家族みんなで溺愛しています。

 

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※この記事は随時更新していきます。