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マダニ感染症〜死に至る可能性も〜

5月から7月にかけて、マダニ感染症がもっとも多くなるそうです。マダニの恐ろしさ、皆さん理解されていますでしょうか…!

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富山県は、県西部で飼われている犬2頭が「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症したと発表した。ウイルスを保有したマダニにかまれて感染する病気で、猫を含めペットの感染確認は県内初。人への感染は県内ではまだないが、人に感染して死亡する例は全国で相次いでおり、県は注意を呼びかけている。

 県生活衛生課によると、4月下旬、飼い主が犬4頭を山中などで遊ばせた際、マダニにかまれているのを確認。その後1頭が 嘔吐おうと するようになり動物病院に入院させた。血液検査で白血球の減少がみられ、県衛生研究所で検査したところ、5月9日に感染が分かった。別の1頭も10日に感染が判明。現在は2頭とも回復し、飼い主の体調にも変化はないという。

マダニは草むらなどに潜み、通りかかった人や動物に飛びつき、吸血する。その際、マダニがウイルスを保有していると、唾液などを通じて動物や人がSFTSに感染する。マダニにかまれた動物から人への感染も報告されている。人が発症すると、発熱や嘔吐、下痢のほか、ひどくなれば意識障害や血が固まりにくくなるなどの症状が出て、最悪の場合は死に至る。特効薬はない。

 国内では2013年、初めて人への感染が確認されて以降、西日本を中心に641人の患者が報告され、80人が死亡している(昨年7月時点)。ペットでは猫が370頭、犬19頭の感染が確認されている(昨年6月時点)。同課は、野山では肌の露出を少なくすることや、感染が疑われるペットの体液には触れず、早期に病院に行くよう呼びかけている。

実は私の母もマダニに噛まれたことがあります。庭仕事をしていたら噛まれて皮膚科に行く羽目に。幸いマダニを取り除いてもらったあとは特に何も起こりませんでしたが、マダニが体にくっついている間にマダニについて調べると「死にいたる可能性もある」という記事が出てきてびっくり。何かあったらどうしよう?とずっと不安でした。

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↑人間のマダニ対策はこちら。必読です!

マダニに噛まれないためは肌の露出を控えて袖口や裾も隙間がないように気をつけることが大切ですね。庭くらいなら…と油断しがちですが改めて気をつけようと思いました。

 

では、犬の場合はどうでしょう?

・犬のマダニ予防のためには定期的な駆除薬の投与が必要です。おすすめはネクスガードスペクトラ!

【ネクスガードスペクトラ】愛犬のフィラリア症予防・ノミ・マダニ、お腹の虫の駆除薬はこれ1つでOK。|ノミダニフィラリア.com

・ブラッシングやシャンプーもこまめにお願いします。

・少々面倒ではありますが、毎回散歩から帰ったらマダニが付着していないか確認することも大切!

・もしマダニを発見したら獣医師に診てもらうこと。絶対に自分で除去しようとしないでください!ネットにはマダニを除去する方法やマダニ専用のピンセットの紹介がありますが…危険ですのでおすすめしません!

 

地球温暖化の影響で日本も徐々に気温が上がってきています。年々マダニにとって居心地のよい環境が整っているのではないかと思います。

愛犬の健康はもちろんのこと人間への被害の大きさを考えると、マダニは小さな小さな虫ですが侮れない存在です。犬も人間も皆さんお気をつけて〜!

 

 

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