保護犬の極み

保護犬の預かりボランティアをしています

室内飼育をしてほしい

近所に外飼いの犬がいて。どんな天候のときでも家の中に入れてもらえていないことがずっと気になっていました。

そしたら私の他にもその子のことを気にしている方がいたようで、いろいろとお話を伺うことができました。その方によると最近は姿を見かけなくなったと。どうやら亡くなったのではないかということでした。あまり詳しい情報を出すと特定されかねないので、ざっくりとした話になりますが、亡くなった理由はおそらく外で飼われていたことによる病気かな?と思います。

山口県ではいまだに外飼いの犬を見かけます。台風のような荒天でも家の中に入れてもらえず、ずぶ濡れになっている子も見たことがあります。寒かったり暑かったり、人間が外にいるのがしんどいと思うような気温でも、ずっと外。やはり気になります…。

天気・気温の問題だけではありません。外にいるとノミ・ダニ、蚊などから寄生虫に感染して病気になることもあります。実は私の祖父母の家も30年くらい前に飼っていた子は、ずっと外にいてフィラリアになって亡くなりました。

他にも外飼いのリスクはたくさんあるので、おそらくそれらを知ったうえであえて外で飼っているという人は少ないような気がします。知らないから、外で飼ってしまう。どうしたら知ってもらえるのだろう?

「飼育の知識をアップデートしてもらう」というのは以前から(私の中で)目標にしていることですが、なかなか難しいなぁと痛感しています。やっぱりこういうのも行政が率先して指導してくれたらありがたいです…。