保護犬の極み

保護犬の預かりボランティアをしています

犬の飼い主さんへ。絶対読んで!

犬の脱走(逸走)対策について資料を作りたくて調べていたら「ちばわん」という団体の資料が出てきました。犬を飼っているすべての方にしっかりと読んでほしい。書かれていること、すべて重要事項です!

これを実践するかしないかで愛犬の事故に遭う確率が大きく変わってきますよ!徹底してほしいです、何か起こってから後悔してほしくないから。

https://chibawan.net/wp-content/themes/chibawan/images/help/poster/maigo_dog_B4.pdf

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ノーリードはやめて

いまだに見かけるのですが…ノーリードなんてもってのほか!慣れた場所だから、車・人がいないからとノーリードで散歩させるのはやめてください。これはマナーの問題でもあります。脱走以外のさまざまなトラブルも予防できますのでドッグラン以外の屋外でノーリードはやめましょう。私は目の前で近所の犬(可愛くて賢かった)が車に轢かれるのを目撃してから、愛犬をノーリードで歩かせている飼い主さんが信じられません。

 

ダブルリード・体にリードをつけることを徹底

もう本当にダブルリードは常識。小型犬でも必ずダブルリードでお散歩しましょう。リードが外れたりちぎれたりしても、リードが2本ついていれば少し安心ですよね。

しかし!2本リードがついていても、2本とも手から離れたら意味がありません。1本はカラビナでベルトやウェストポーチに付けておきましょう。腰に巻きつけたり肩にかけたりするタイプもおすすめ。面倒かもしれませんがこの対策は有効です。リードから手を離して逃げてしまうケースが多いのでこれをやるだけでその事故を防ぐことができる。やらない理由がないです

 

「うちの子は大丈夫」←犬の命を奪う過信

みんな「うちの子は大丈夫!」と過信している。犬=逃げる動物と思ってほしいくらい、ある日突然逃げます。どんなにしつけをされた賢い犬でも、何年一緒にいても、逃げる可能性はじゅうぶんにあります。実際に愛犬が逃げてしまった飼い主さん、みんな「まさかうちの子が!」と思っていますよね。愛情たっぷり可愛がっていても、しつけができていても、逃げるときは逃げる。その事実を受け入れてしっかり対策をしましょう。

 

家でも対策してね

そして意外と多いのが自宅から飛び出してそのまま戻ってこないケース。来客などで玄関が開いた瞬間に逃げたり、網戸を突き破ったりする子もいます。我が家も網戸にしていたけれどパンとピンが網戸を引っ掻き始めたので、網戸はやめて冷房を使うようになりました。空気の入れ換えは他の窓を開けておこなうようにして、とにかく網戸にはしないように気をつけていました。何があるのか分からないので徹底的に対策する必要があります。

 

何か起こってから後悔しますか?

SNSで「迷子犬」とハッシュタグ検索してみてください。迷子になった犬の飼い主さんがたくさん。必死で捜索しているのがわかると思います。「逃げてもうちの子なら戻ってくる!」なんて思っていたら大間違いです。この時期は特に命を落とす可能性のほうが高いと思います。何かあってから「もっと対策しておけばよかった」「うちの子は大丈夫だと思っていた」と言うのではなく、今この瞬間から認識を改めて愛犬のためにできることはすべておこなってください。特にダブルリード、そのうちのリード1本をカラビナなどで体につけるというのは絶対にやって!リードから手を離しても大丈夫なようにしておくのはかなり重要な対策です。これだけでも逸走する確率をかなり下げられるのではないでしょうか。

愛犬を守れるのは飼い主のあなただけ!