保護犬の極み

保護犬の預かりボランティアをしています

ケージの外に出たがる

預かりボランティアをやっていて大変なのはしつけ。しつけの勉強、もっとやらなきゃと感じています。初めて預かったスプーンとフォークはかなり甘やかしてしまって。甘えん坊のわがまま放題に育ったので、里親さんはかなり大変だっただろうなと思います。

特にしつけできていなかったのはケージの中で生活するということ。

 

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スプーンとフォークのときは、ケージに入れっぱなしだとトイレを覚えるまで体に糞尿がついてしまうので、ケージの外に出す時間を長くしていました。そうすると外にいるのが当たり前だと感じるようです。スプーンとフォークは頻繁にケージの外に出たい出たいと鳴いていました。その結果、ほとんどケージの外にいたような気がします…。

反省点を生かし、今はケージから出す時間を決めるようにしています。

サウスとウェストの預かりのときからはケージを2つ使って片方をトイレにしたら、なかなかいい感じ!野犬は寝床をきれいに保つ習性があるそうなのでケージを2つにしただけでトイレの失敗をしなくなりました。夜もきちんとケージの中で休んでくれていました。

 

ケージ2つ作戦はパンとピンにも引き継がれています。伸び伸びと走り回るのも大事ですが、里親さんの家できちんとお留守番できるように小さい頃からケージでの生活に慣れさせます。

一時的な預かりなのでどこまで厳しくしつけるか悩むところ。長期的に考えて犬も人間も暮らしやすいようにしつけたいなとは思います。