保護犬の極み

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サマードッグ問題

「サマードッグ」という言葉を最近知りました。結構有名なのかしら?

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エスパー魔美』の中で描かれた「サマードッグ」とは、別荘地などでひと夏だけ飼われ、飼い主が東京に戻る際に捨てられて、その後に野犬化してしまった犬のことです。

 

実際、軽井沢などの有名な別荘地では、秋を迎えるたび、飼い主を失った迷い犬が目立っていたそうです。別荘族が”ひと夏の犬”を捨てて帰っているということが、地元では良く囁かれていたといいます。
現在でも、別荘所有者や町民らが発足させたNPO法人が中心となり、講演会などでを通じて啓発活動を続けています。

こんなことが起こっていたなんて…!

昔は犬を捨てる人がよくいたという話は聞いたことがあります。引っ越しのときに置いて行くとかね。

今はペットを手放そうと考えたときにいきなり捨てる人はほとんどいないと思います。まずはネットで里親を探しますよね(もちろんどんなことがあっても終生飼育してほしいですが…)。

しかし、今でもペットを捨てる人はいるんです。信じられないですが、ケガや病気になった子、高齢の子を捨てる。譲渡しようにも貰い手が見つかりにくいし、弱っているから捨てても家に戻ってくることは難しいだろうと考えるのかもしれません…。

弱っている場合、運よく保健所に保護される→保健所が動物愛護団体に「保護して医療を受けさせてほしい」と連絡するというようなケースもよくあります。

そして受け入れた動物愛護団体SNSで紹介、こんな子でも助けてもらえるんだ!と良くも悪くも情報が広まってしまう…という。いつまで経っても終わりが見えない保護活動ですね。生体販売を禁止してもこんな人がいたらどうしようもないです。

飼育放棄をする人について一生かかっても理解できる気がしないと思う一方で、飼育放棄したことがある人の話もいつか聞いてみたい。どんな気持ちなんでしょう。なんとも思っていないのかな。

終生飼育が義務付けられるような仕組みを考えていかなければ、ずっと税金で殺処分が続いていくだけですね。

 

 

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