保護犬の極み

保護犬の預かりボランティアをしています

トライアルのキャンセル

先日ウェストが急にトライアルに行ったことについて書きました。(もう少し一緒にいたかったな〜という気持ちがダダ漏れしていていた記事ですね)実はウェスト、もっと早くトライアルに出発する予定でした。しかしキャンセルされてしまった。そのことについて今でも少しもやもやしているので書き留めておきます。

 

ペットのおうちでの募集

ウェストは、ペットの里親募集情報 :: ペットのおうち【月間利用者150万人!】

で里親希望者を募っていました。元々大きいのに日々大きくなるので早めに里親さんが見つかるといいなと。もこもこした長毛の犬は比較的人気があるし、白黒のパンダのような愛らしい模様も魅力的。予想通りすぐに問い合わせがありました。10日間くらいしか一緒にいられなかったなと寂しさを感じながらも、トライアル予定の前日にはお渡しする使い慣れた毛布や好きなおやつを一生懸命準備していました。

f:id:nachi_dog:20210331174235j:image

ドタキャン

トライアルの当日。朝の6時にLINEの通知音が鳴り、ボーッと寝ぼけた状態でメッセージを開くとそこには「本日のトライアルはキャンセルになりました」という文字が。スタッフさんからの連絡です。

まさかの!当日早朝にキャンセル!

キャンセルになった事情について聞くような元気もなくて(眠かったし)「かしこまりました」とだけ返信。こんなこともあるのだなと残念に思いました。その後のやり取りでスタッフさんも困惑している様子が伺えました。

 

キャンセルの理由

トライアルのために毋は仕事の休みを取っていたのに予定がなくなった!そこでペットショップにフードを買いに行くことにしました。

ペットショップに着いたらまさかの偶然!朝に連絡をくださったスタッフさんにお会いしたのです。ボランティアスタッフの皆さんはいつも多忙ですが、やはりキャンセルの理由を聞かずにはいられず、引き止めるような形で「なんでキャンセルになったんですかね?」と聞いてしまいました。

詳しいことは省きますが、どうやら家族での話し合いがうまくまとまっていなかったことがキャンセルの理由だそうです。うーん。

 

f:id:nachi_dog:20210331174355j:image

 

まさか…当日にキャンセルされるなんて思ってもみなかった。

もしトライアルに行った後に「やっぱり無理です」と帰ってくることになっていたらそれはそれでもっとショックだったと思うけれど。だからといって「ギリギリにキャンセルされたから今回はウェストにつらい思いをさせなくて良かったー!」とは思えない・思いたくない自分がいます。

残念なことに、里親が決まったはずの保護犬が飼い主に見捨てられるという話は何度か耳にしたことがあります。事情はさまざまですが、家庭環境の変化によって手放す人も少なくないです。決して「私がお世話するから飼ってもいいでしょ?」なんて気軽なノリで迎え入れないでほしい。しっかりと家族の同意を得るのは当たり前のことです。

 

このブログでは具体的なエピソードを紹介しながら「犬を手放した人」についても発信するつもりです。そして再発防止のためにできることはないか考えていきます。地味だけど大切なこと!