保護犬の極み

保護犬の預かりボランティアをしています

戦争とペット

中高生時代を広島で過ごした私にとって「平和教育」は身近なものでした。特に原爆について学ぶ機会が多かったです。広島で育った人あるある、他の地域の人が8月6日を普通に過ごしていることに衝撃を受ける!平和記念式典の中継ってほぼ全局でやるもんじゃないの?みんな黙祷しないの?…と驚きます(長崎や沖縄の人も似たような気持ちになるかも)。

なんとなく人よりも戦争について学んでいると思い込んでいる私ですが、もちろん最近初めて知ったこともたくさんあります。その中のひとつが戦時中のペットについて。

上野動物園のゾウが意図的に餓死させられたのは「かわいそうなぞう」という絵本で読んだことがありました。でも一般家庭にいるペットについてはほとんど知りませんでした。

一応ざっくり調べると当時の日本でも犬や猫は可愛がる対象で、今のように室内ではないにしても家庭で飼われている場合もあったようです。そしてその犬や猫は戦争に巻き込まれていったとのこと。

ameblo.jp

「巻き込まれた」といってもいろんなケースがあるみたいで…犬に関しては私は↑このブログがわかりやすいと思いました。どこからどこまでが正しいのか、史実なのか私には判断できかねますが、多くの動物の命が犠牲になったことは間違いありません。

戦争はやっぱりよくないね、という当たり前の感想もあるけれど、ペットについて、その歴史をもっと学ぶことが重要だなと思いました(これも当たり前の感想か…)。

まるでモノのように扱われていた戦時中の動物の命。ペットの飼育環境などは劇的に改善したものの、今だってモノのように扱われている命はありますよね。人間のモラルの問題もあるけれど、歴史、法律、いろんなことが関係していると思います。悲惨な現状だけを見つめるのではなく、広い視野で考えて保護活動をしていきたいです。

まとまりのない文章ですが、こんな歴史があったんだということを共有できたら!