保護犬の極み

保護犬の預かりボランティアをしています

猫にハマる〜萩ママちゃん〜

圧倒的犬派の私ですが、国衙(こくが)の猫シェルターに行ってから猫が気になり始めました。(この話は前にもしたっけ?)

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青い鳥動物愛護会の「猫部屋」と呼ばれるシェルターには160匹ほどの猫がいるそうです。猫たちはいくつかの部屋に分かれていて、私が訪れた2階の部屋には人間に慣れた譲渡対象の猫がたくさんいました!

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その中でも「萩ママ」と呼ばれる猫が、私にずーっとくっついてきて、とにかく私のもとを離れようとしないので気になりました。甘えん坊で可愛いなあ…何歳くらいの子なんだろうか。スタッフさんに詳細を聞くと、どうやら萩ママは山口県萩市からやって来た、2歳になるかならないかくらいの子のようです。「ママ」という名の通り、子猫を産んでいます。しかしガリガリに痩せ細っている。実はこの親子は多頭飼育崩壊の現場からレスキューされたそうです。

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萩ママちゃん、譲渡会が終わってスタッフさんたちが休憩していると、人間が食べているパンを食べようとしていました。そこでスタッフさんがちゅ〜るをパンに塗って萩ママちゃんに差し出しました。しかし、食べない。ちゅ〜るを塗ったパンには無反応。ちゅ〜るが嫌いな猫なんて存在するの?!と驚きました。

でも理由を考えてみると切ない。きっと人間が食べるようなものばかりを食べて生活してきたんだろうね。萩ママちゃん、最初はキャットフードもほとんど食べずスタッフさんが心配したそうです。今は少しずつフードを食べて体重は増えている様子。人懐っこい子だからご飯が上手に食べられるようになればすぐ譲渡が決まりそうです。よいご縁がありますように。