保護犬の極み

保護犬の預かりボランティアをしています

私がボランティアを始めるまでの流れ

ブログを始めた理由のひとつに、ボランティア活動について多くの人に知っていただきたいというのがあります。

私が預かりボランティアを始めた簡単な経緯は自己紹介に書いてありますが…実は愛護団体の存在を知ってから、実際にボランティアを始めるまでに時間がかかったことは今まであまり人には話したことがありませんでした。今日はそのお話を。

 

愛護団体、預かりボランティアの存在を知る

以前よりInstagramをよく利用していた私は、Instagramで地域の情報をキャッチしていました。そこで住んでいる地域で活動している青い鳥動物愛護会の存在を知ることとなります。

お手伝いに行きたいと考えたのですが、私は車がないのでそんなに頻繁には手伝いに行けないし…と、しばらくはInstagramの投稿をチェックするのみでした。

そしてInstagramを見ていて気づいたのは、どうやら保護された子犬はボランティアさんが預かって成長したら譲渡会に出されるということ。預かりボランティアというものがあることを知りました。

 

問合せフォームから申し込む

自宅で犬を預かるなんてまさに私にぴったりのボランティア!すぐにホームページの問い合わせフォームから「預かりボランティアに興味があります!」と申し込みました。

しかし返信はなし。きっと膨大な量の問い合わせメールを確認しなければならないので、私のメッセージは見落とされたのかもしれません。正直なところ返信はこないだろうと思って問い合わせたので特に気になりませんでした。

ボランティアスタッフの皆さんは常に多忙です。ちまちまとメッセージのやり取りをするのはきっと大変。だったら直接「預かりやりまーす!」と言いに行こう。譲渡会に行くことを決めました。

 

譲渡会に参加

2020年9月19日、青い鳥動物愛護会の譲渡会が開催されると聞き、母を誘って参加しました。地元の高校生が企画した譲渡会。コロナ禍での開催でしたが、感染予防対策もされていて安心して参加できました。

外のテントで受付をし、整理券を受け取って時間になると屋内に入ることができます。そこでやっとスタッフさんに会うことができました。

「あの…預かりボランティアに興味があるのですが!」すごく遠慮がちにこんなことを言ったのを覚えています。

 

その日のうちにボランティア開始!

ちょうど子犬がたくさん保護されていた時期だったということもあり、その場にいたスタッフの皆さんは目を輝かせて(?)、「子犬を預かってもらえるんですか!?本当に?」と驚き、喜んでくださいました。

祖父母の家で防府市の保健所から引き出した犬を飼っていること、その子が祖父母の家に行くまで少しの間だけ預かってお世話をしていたことを伝えたら信頼していただけたようで、「今日の夕方から早速お願いしてもいいですか?」とのこと。

本当にボランティアの人手が足りていないんだなと痛感した瞬間でした。

 

その後、急いでペットショップに行き、必要になりそうなものを購入しました。譲渡会から数時間後には生後2週間の子犬2匹が我が家へ。激動の一日でした。

結局、預かりボランティアを始めたのは青い鳥動物愛護会のことを知ってから半年近く経ってからのことです。行動するまでに時間がかかってしまったのは私の勇気が足りなかったからというのもありますが、ボランティア活動に馴染みがなくて、私には何ができるのかよくわからなかったというのが大きいです。

こんなことをしている人がいるんだな、自分にもできることがありそう!と思ってもらいたい。余裕があるときに気軽に参加できるようなボランティアの仕組み。それを作るお手伝いをしていけたらいいなと考えています。